〔例題〕次の文を文節に区切りなさい。
すもももももももものうち
そろそろ中学1年生の国語で
本格的に 文法(ことばのきまり) の学習をしますよね
まずは、「言葉の単位」についてです
言葉の単位というのは【言葉の大きさ】のことですね
この単元で特に悩ましいのが、<文節と単語>だと思います
ここでは文節について、みなさまとご一緒に考えてみたいです
★「文節」=文を、実際に使われる表現として不自然にならないように、できるだけ細かくくぎったひとまとまり
文節とは文字通り、〖文の節(ふし)=文中の区切れ目・文中の連結部分〗のこと
文節に区切るとは、〖文を節のところで切る〗
というイメージで捉えて頂いたらよろしいかと思います
竹の節(ふし)と同じような感じですね
そして「ネ」を区切れ目に入れて、リズムで区切っていく方法が定番ですよね
〔例〕私は昨日国語を勉強した。
➡私は(ネ)/昨日(ネ)/国語を(ネ)/勉強した(ヨ)
この方法、素晴らしいのですが、
どこか感覚に頼りすぎている感も否めません
そこでポイントを! かなり使えます
教科書や参考書にも載っていない、
極秘の奥義。 有料級です❕
❶「~て・~で」のところでは区切る
〔例〕 校庭を/走って/いる/人は
〔例〕 彼は/医者で/ある
❷「~こと」のところでは区切る
〔例〕 話を/聞く/ことは/大切だ
❸「この」「その」「あの」「どの」のところでは区切る
〔例〕 この/ペン その/話 あの/家 どの/人
❹<~ない>の前に「は」を入れることができたら、区切る
〔例〕まだ/リンゴは/赤く/ない
<~ない>の前に「は」を入れることができないならば、区切らない
〔例〕まだ/リンゴを/食べない
❺複合語は区切らない
〔例〕書き写す・勉強する・本箱・息苦しい など
ちなみにサムネイルや例題の文は
ご存知の方もいらっしゃると思います
〔例題〕次の文を文節に区切りなさい。
すももも/ももも/ももの/うち
➡ スモモも 桃も 桃の うち
いかがでしたでしょうか?
どうぞご参考くださいませ。
ちなみに他には・・・
はははははのひにはははぬかない。
➡母は 母の 日には 歯は 抜かない。