今回は皆様ご存知『走れメロス』について
お話させていただきます
中学2年生の国語の教科書に掲載されていますよね
作者は かの〖太宰治〗
➊ STORY(ストーリー)
物語は邪悪な王様に立ち向かう、メロスの真っ直ぐな正義がまず描かれます
メロスと王は「人のこころは信じられるか?」というテーマで激しくぶつかり合います
【人の心についての対立】
王 「人の心は、あてにならない。」
メロス 「人の心を疑うのは、最も恥ずべき悪態だ。」
メロスは命など惜しくはないが、妹の結婚式だけ挙げさせてほしいと願い出ます
そのために三日間の猶予がほしい
かわりに唯一無二の親友であるセリヌンティウスを身代わりとするから。。。
野を越え山を越え、濁流をものともせず
また行く手を阻む山賊をもなぎ倒し
限界を超えて 自分を超えて
メロスはいったいどんな境地に達するのか?
二人の友情は果たしてどうなるのか⁈
❷ Main Theme(物語の主題)
物語のメインテーマは、
【信実の友情は存在するのか?】
信実とは、「正直」の意味
利便性・コストパフォーマンスがまず重要視される昨今ですが
こんな時代だからこそ、そんなものを度外視した
あつい気持ちに触れてみるのもいいかもしれません
いくら世の中が進歩・発展したとしても
無くしてはいけないものがあるはずです
わたしたちは生きている「人間」ですから